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結婚式のマナーBook【お呼ばれ準備〜招待状編〜】

初めて結婚式にお呼ばれ!ブライダル関係者がゼロからすべて教えます!
招待状はいつ届く?返信ハガキの書き方って?これを読めば全て解決!

結婚式の出席経験があっても、マナーが不安になる人は多いですよね。 ましてや、初めてのお呼ばれとなれば分からないことだらけ。

この記事では、知っておきたい結婚式のお呼ばれマナーをゼロからお伝えします。 ウェディングプランナー監修なので、これさえ読めば初めてのお呼ばれも安心です。

1結婚式の招待状の基礎知識

結婚式の開催が決まると、新郎新婦は早くて1年前のタイミングで招待するゲストに「日程の告知」をします。 この連絡を受けて、友人が結婚することを知る人は多いものです。 しかし、いつまで経っても正式な招待状が届かず「本当に招待されたのかな」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。

ここでは、知っておくと安心する「結婚式の招待状に関する知識やマナー」を紹介します。 招待状はいつ頃届くのが一般的なのか、返信する時はどのような点に気を付けたらいいのか、ひとつずつ見ていきましょう。

・招待状が届くタイミングはいつ?

結婚式の招待状は、開催される約2か月前に届くのが一般的。 結婚式の告知を1年以上前に受け、首を長くして待ったというゲストは意外と多いものです。

新郎新婦は、大安や友引などの日柄を選んで招待状を発送したり、直接手渡ししたりするので、手元に届く日はゲストによってバラバラ。 結婚式の告知を受けたのであれば、招待状は必ず届きます。心配せずにとにかく待ちましょう。

・見落とし注意!招待状のチェックポイント!

招待状が届くと、当日を迎えるのが一層楽しみになりますよね。 いざ招待状の中身を見てみると、細かいカードがたくさん入っていて驚く人もいるのではないでしょうか。 一つひとつが大切なご案内になっているので、見落とさないように注意しましょう。

「本状」で大まかな流れをチェック

招待状でまず目に飛び込んでくるのが「本状」といわれる案内状です。 日程はもちろん、開催場所、受付や挙式披露宴の開始時間など、大切な内容がまとめて記載してあります。 まずは本状をチェックして当日の流れを把握しておきましょう。

「付箋(ふせん)」は見落とし注意!

ゲストが見落としがちなのが「付箋(ふせん)」という小さいカードです。 ゲスト一人ひとりに宛てたカードで、人によって入っている枚数が異なります。 多い人は4〜5枚入っているということも!新郎新婦は付箋を使って、ゲストへ個別の案内や依頼をします。

付箋の内容には、以下のような内容があります。

  • 送迎サービスの時間のご案内
  • 挙式のご案内
  • 親族集合写真、親族紹介のご案内
  • 受付担当のお願い
  • 披露宴の乾杯のお願い
  • 披露宴の祝辞のお願い
  • 披露宴の余興のお願い

各付箋には「集合時間」が記載してあるので要チェック! 「受付時間内に到着したらいいや」と思っていたら、集合時間に遅れてしまう可能性があるので注意しましょう。

2返信ハガキの正しい書き方、知っておきたいマナー

返信ハガキの書き方にはマナーがあります。 新郎新婦のもとには一度にたくさんの返信ハガキが届くので「マナーが分かっている人とそうでない人」が明らかになりますよね。 失敗しないためにも返信ハガキのマナーを理解して、正しく出欠連絡ができるようにしましょう。

・項目にそって書くだけでいいの?

返信ハガキは、必要な情報をもれなく書き入れられるように、項目が記載されています。 ここで気を付けたいのが「ただ書き入れるだけで終わらせない」ということ。

項目には以下のようなものがあります。

  • 「ご出席(御出席)」「ご欠席(御欠席)」
  • 「ご芳名(御芳名)」
  • 「ご住所(御住所)」
  • 「ご連絡先(御連絡先)」

どの項目にも「ご(御)」が付いている場合が多く、自分向けられた丁寧語にあたります。 返信するときは、丁寧語「ご(御)(御芳)」を二重線で消しましょう

また、出席する場合は「欠席を二重線で消す」こともマナーとされています。 反対に、欠席する場合は出席を二重線で消しましょう。併せてお祝いのメッセージ、もしくは欠席の理由を記入しておくと好印象です。

・子供やパートナーと一緒に行くときは何て書く?

結婚式に子供やパートナーと出席することがわかっている場合、返信ハガキに名前やメッセージを書き添えるようにしましょう。 子供の場合、年齢も記載しておくとベター。新郎新婦が披露宴での食事や配席を考えるときに役立ちます。

披露宴には出席しないけれど「どこかの部屋で待たせてほしい」という付添人がいる場合も、名前を記載しておくと丁寧です。 結婚式場のスタッフが付添人の方の名前を把握できていると、当日スムーズにお部屋へ案内してもらえますよね。

新郎新婦は「ゲストへのおもてなし」について綿密に打ち合わせをしています。 ゲスト側からの配慮として、わかっていることや相談事はきちんと新郎新婦に伝えるようにしましょう。

・返信ハガキに「アレルギーや苦手な食材」は書くべき?

返信ハガキを見ると、多くの場合「アレルギーや苦手な食材があればお書き添えください」という一文が入っています。 この欄に食材を書いておくと、新郎新婦は披露宴中の食事に該当食材があれば、別の食材に変更するよう個別に対応してくれます。

アレルギー食材がある人は、命に関わるので書くのが当たり前。しかし、苦手な食材はどうなの?と思う人もいるのではないでしょうか。 もし、少し苦手という程度であれば、書かないことをオススメします。 「料理を残してしまったら新郎新婦に申し訳ない」と思うかもしれませんが、結婚式の料理は意外と食べきれないもの。 友人とお酒を飲みながら会話したり、結婚式の演出に注目したりすると、時間内に食べきることはなかなか難しいですよね。

少し苦手というだけでも、食材を申告することで想像以上に見た目が変わってしまうことがあります。 同じテーブルにいる友人から「何がアレルギーだったの?」と聞かれ、恥ずかしい思いをすることも……。 コース料理は、美味しく食べられるように食材の組み合わせを考えて作ってあるものです。 アレルギー以外の食材であれば、書かない方がいいでしょう。

3急な欠席はどうする!?返信ハガキを出したあとの欠席連絡

結婚式に出席するつもりで準備していても、体調不良や家族の都合によって急遽欠席しなければいけないことも……。 返信ハガキを出してしまった後でも、欠席がわかり次第すぐに電話やメールで連絡すれば問題ありません。

新郎新婦は、ゲストのために料理や引出物の用意、なかにはサプライズ演出を考えている場合があります。 数の変更には期日があるので、すぐに伝えてあげると丁寧です。

欠席と言いづらくて伝えるのがギリギリになってしまうと、逆に新郎新婦がキャンセル料を支払わなければいけなくなるので注意しましょう。 もし1〜2週間前に欠席がわかった場合は、お祝いに電報を送ったり、結婚祝いを送ったりすると喜ばれますよ。

4結婚式のお呼ばれ準備は招待状から

結婚式の告知をもらってから招待状が届くまで、ドキドキしますよね。 準備はいつから始めよう。ドレスは何を着て行こう。お呼ばれする側も悩みは尽きません。

準備に急ぐ気持ちもわかりますが、まずは招待状が届くのを待ちましょう。 もしかするとドレスコードの指定があったり、行きたいと思っていても都合がつかなくなったり、何が起きるかわかりません。 招待状が届いたら正しいマナーで返信し、それから当日に向けてお呼ばれ準備をスタートしましょう。

招待状の返信が済んだら次はこちらをチェック!

お呼ばれ準備【〜お呼ばれドレス・ご祝儀編〜】

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